iPad/iPhoneをMacのサブディスプレイにすることができる「Duet Display」が便利!

2015年1月7日

本日リリースされた、iPad/iPhoneをMacのサブディスプレイにすることができる「Duet Display」。これは、従来のiOSデバイスをサブディスプレイ化するものとは異なり、USB接続経由でディスプレイ化するので、ラグがほぼ0でスムーズにそれこそ本当のサブディスプレイのようにiPad/iPhone(主にiPad)を使うことができるようになるのです。元Appleエンジニアの方が作成されているので完成度も高いものとなっています。なかなか便利だと思ったのでレビューしようと思います。

Duet Display

まず、Mac用アプリケーション(無料)を上記サイトからダウンロードしインストールします。OS X Mavericks(10.9)以上必須です。

スクリーンショット 2014-12-19 18.35.40

Duet.appをクリックすると、グラフィックドライバをインストールするか聞かれるので"Install and Restart"をクリックします。

スクリーンショット 2014-12-19 18.35.48

 

パスワードを入力して「ヘルパーを追加」をクリックすると、Macが自動的に再起動します。

 

次に、iOSアプリをインストールします。App Storeから「Duet Display」をダウンロードしインストールします。(12/19まで限定価格1,000円。通常価格1.500円) iOS 6.0以上必須です。

Duet Display App
カテゴリ: 仕事効率化
価格: ¥1,500

Duet Displayのアプリを起動してMacに接続すると、自動的にDuetが起動し、iPad/iPhoneがサブディスプレイとして認識されるようになります。

CM141219-192012002

ステータスバーから、解像度(Resolution)とFrame Rateなどを設定できます。

スクリーンショット 2014-12-19 19.53.07

システム環境設定 --> ディスプレイ から各自でお好みの設定で配置することが可能です。
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USB接続経由でディスプレイ化するので、ラグがほぼ0であるところがなんといっても素晴らしいです。ニコニコ動画などもスムーズに見ることができ、iPad/iPhoneを本当のサブディスプレイのように使えることが出来て満足です。また、サブディスプレイ化したiPad/iPhoneをタッチ操作できる点も大変魅力的です。直感的にサブディスプレイ(もどき)を操作することが出来ます。

なお、2014/12/19現在、一部iPadモデルで横表示が出来ないバグや、CPU使用率が極端に上がるバグが報告されています。多くのバグ報告がされているようです(私もしました)ので、近いうちに不具合を修正したアップデートがリリースされると思われます。

なかなか便利なものですので、今後のアップデートに期待して使っていこうと思います。

追記(2015/01/06):大規模アップデートがリリースされて、多くのバグが修正され、より使いやすくなりました。これで自信を持っておすすめすることができます。
スクリーンショット 2015-01-06 23.22.24

Duet Display App
カテゴリ: 仕事効率化
価格: ¥1,500


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更新履歴
2014/12/19:記事作成
2015/01/06:大規模アップデートがリリースされたことについて追記・一部加筆/修正