ハイレゾ対応高級ヘッドホン「SONY MDR-1A」 レビュー

2017年3月11日

この度、ハイレゾ対応高級ヘッドホン「SONY MDR-1A」を購入しましたのでレビューしようと思います。私にとって初のハイレゾ対応ヘッドホンになります。


購入経緯

以前にハイレゾ対応ポータブル音楽プレーヤーを購入しました。そのレビュー記事も執筆し、多くのアクセスを頂きました。

コスパ最強 ハイレゾ対応ポータブル音楽プレーヤー"FiiO X1"レビュー | Kotyan Life
ただ、私はハイレゾ対応ヘッドホンを所持していませんでした。そこで、ハイレゾ対応ヘッドホンを購入しようと思い、様々な製品を比較した結果、JVC ハイレゾ対応ヘッドホン(ブラック×シルバー)ハイレゾ対応バンドポータブルヘッドホン SIGNA 02 HA-SS02 が候補に上がりました。しかし、実際に視聴してみたところ、個人的に中高音が刺さる印象があり購入を断念。そこに陳列されていた SONY 密閉型ヘッドホン ハイレゾ音源対応 リモコン・マイク付 ブラック MDR-1A/B が目に付き、視聴してみたところ気に入ったので購入したという次第です。

SONY MDR-1Aについて

詳しくは以下の公式製品ページを参照していただければよいのですが、この製品の一番の特徴は、再生周波数帯域が非常に広いということです。なんと3~100000Hzまで対応しています。これは数多くあるハイレゾ対応ヘッドホンの中でトップクラスと言えるでしょう。ケーブルは着脱式で、通常ケーブルのほか、スマートフォン用のケーブルも付属しています。キャリングケースも付属しています。

MDR-1A | ヘッドホン | ソニー

レビュー

外観

今回、シルバーを購入したのですが、デザインも良くなかなか高級感があります。R/L表記は内側にあります。また、着脱式ケーブルですので断線してもケーブルを買い換えるだけで済みます。ハウジング部をフラットに折りたためるのもポータブルヘッドホンとしてGoodです。

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装着感

実はこの製品を購入する決め手の1つとなったのが装着感です。とにかく装着感が良かったのです。耳を優しく包み込み、締め付けを感じないにも関わらず、しっかり密閉されていて、長時間使用していても疲れません。ヘッドホンにおいては装着感がかなり重要になってきますのでこの点は素晴らしいといえます。

音質

注意:音質レビューにおいては特に筆者の個人的な感想であり、音質に関する感想については個人差があることをご理解の上お読みください。

再生周波数帯域が3~100000Hzまで対応しているだけあり、今まで使用していたヘッドホンに比べてはるかに音の「広がり」を感じることができています。これは特にFLACなどの可逆圧縮形式の音楽ファイルを視聴している際に感じます。また、重低音もいい味を出しており、強く主張はしてきませんが心地よいビートを刻んでくれます。解像度も高いです。

参考までに、このヘッドホンに合うように設定したところ、FiiO X1におけるイコライザ設定は以下のようになりました。中高音域が主張し過ぎないように少し下げ、高音域を少し上げています。

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このFiiO X1と組み合わせてハイレゾ楽曲を視聴してみました。

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同曲のMP3版とハイレゾ版の両方を視聴しましたが、ハイレゾ版の方が明らかに「音の広がり」を感じますね。この「音の広がり」というのが分かりにくいかもしれませんが、「奥行き」をより感じることが出来るといった方がわかりやすいかもしれません。このヘッドホンの性能を活かすにはやはりハイレゾ音源を聴くべきだなと思いました。

総評

初のハイレゾ対応ヘッドホンでしたが効果を実感でき非常に満足しています。このSONY MDR-1Aは性能に対して価格がリーズナブルだと思います(依然高級ではありますが高すぎるわけでもない)ので、ハイレゾ対応ヘッドホンの購入を考えている方に是非おすすめしたいと思います。

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SONY 密閉型ヘッドホン ハイレゾ音源対応 リモコン・マイク付 ブラック MDR-1A/B