デザインを刷新し操作性が向上した「Walkman NW-A30」レビュー

2016年11月3日

私はiPhoneなどのスマートフォンとは別に、ポータブルミュージックプレイヤー専門機としてWalkman Aシリーズを使用しています。そのAシリーズの新型である「Walkman NW-A30」が先日届き、数日使用しましたのでレビューしようと思います。

外観

私はイヤホン付属なしモデルNW-A35(容量は16GB)を購入しました。お気に入りのヘッドホンを持っている場合はこちらのモデルがおすすめです。容量についてもmicroSDで拡張できますので問題ありません。


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ケースは純正クリアケースを購入しました。

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片手で持ちやすい大きさです。程よい厚みでホールド感があります。
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操作性

Walkman NW-A30は画面がタッチスクリーンになり操作性が向上しました。音楽再生画面を中心に上下左右にスライドすることで、各メニューにアクセスすることができます。これはとても使いやすいです。また、側面に再生/停止・早送り/巻き戻しのハードウェアボタンが追加されているのも操作性の向上に一役買っています。(以下画像はSONY公式HPから引用)

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音質

ヘッドホン出力(実用最大出力)を35mW+35mW(16Ω)と、従来機の約3.5倍にパワーアップさせたフルデジタルアンプ「S-Master HX」や、圧縮音源をハイレゾ相当の高解像度音源にアップスケーリングする「DSEE HX」、アナログアンプと同じ位相特性をDSPによる演算で再現する「DCフェーズリニアライザー」などの、SONYの独自技術がふんだんに盛り込まれています。本体設計にも高音質を実現するための工夫が施されています。

 

SONY MDR-1A(コチラの記事でレビューしています)で視聴した感想ですが、以前のモデルに比べて、より音のレンジが広がった印象を受けました。今までのWalkman Aシリーズの音の傾向をそのままに、より聴きやすくなっていると思います。「DSEE HX」と「DCフェーズリニアライザー」(お好みでイコライザも) ONにすると良いですよ。

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使い勝手

ここが良い

  • タッチ操作で直感的に曲を選択できる
    • Walkman A30の一番の特長ですね。操作しやすくなりました。曲再生画面から音質設定やブックマークリストなどへもすぐいけるようになっている点も良いです。
  • 音量が120段階設定になった
    • これはミュージックプレイヤー専門機として嬉しい改良です。前モデルまでは1音量あたりの幅が大きく、自分の思い通りの音量調整がなかなかできませんでしたが、A30は120段階もあるので音量の微調整が可能性です。あとほんの少し大きく/小さくしたいという要望にも完璧に答えてくれます。
  • 画質が良い
    • 画質が音楽プレーヤーにしては非常に綺麗です。前モデルまでとは比べ物になりません。個人的には結構びっくりしました。
  • 本体のデザイン・サイズが良い
    • 本体のデザインが質感も含めて良くなり、程よい厚みがあって持ちやすいサイズで、堅牢性が保証されているように感じます。(前モデルまでは華奢な作りでしたので余計にそう感じます)

ここが微妙

  • 少々動作がもっさり
    • タッチスクリーン対応ではありますが、流石にスマートフォンと比べると動作が少々もっさりです。慣れればなんてことはありませんが。

総評

デザインを刷新し操作性が向上した「Walkman NW-A30」。特に操作性が大きく変更されたので、その点が気に入れば間違いなく買いです。私としては、操作性が向上し音質も向上している本モデルはおすすめです。



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