3DS HBL FW 9.0~10.6に対応したNINJHAX 2.6 リリース [導入方法]

2016年2月25日

3DS HBL (HomeBrew Launcher) Hackといえば、無料で手軽に利用できた TubeHax が当サイトでも人気でしたが、手軽に導入できる分、任天堂も対策を施してしまいました。現状おすすめできるのは NINJHAX になります。これらの開発者であるsmea氏が先日、現在(2016/02/25)最新FW 10.6を含む、 FW 9.0~10.6に対応した NINJHAX 2.6 をリリースしましたので、その特長や導入方法をまとめておきます。

NINJHAX 2.6 について

Cubic Ninjaを用いた3DS HBL導入のことを「NINJHAX」とexploitを発見したsmea氏によって付けられています。ここではまず NINJHAX 2.6 についてまとめておきます。2.0から更に機能が追加されていますので、それも含めてまとめておきます。

  • 3DS上でHomebrew(自作ソフト・エミュレータなど)を動かすことが出来ます (バックアップROMを起動することは出来ません)
  • 3DS/3DS LL/New 3DS/New 3DS LL に対応
  • FW 9.0.0-x~10.6.0-xに対応
  • 3DSに挿すためのSD(またはmicroSD)カードがある必要あり(もともと付属しているSDカードでOK)
  • Cubic Ninjaを用意しておく必要あり
  • 古いFWバージョンでもNintendo eShopに接続可能 (NEW)
  • ポケモンなどの一部ゲームの改造が可能 (NEW)
  • ホームボタンを押すことでプレイ中のゲームのスクリーンショットの撮影が可能 (NEW)
  • 3DS CPUのオーバークロック可能 (NEW)
  • スリープモードに対応 (NEW)

New 3DSを含む全ての3DS、及び現在(2016/02/25)最新のFW 10.6まで対応しているというのが大きなポイントです。またFlashcart(俗にいうマジコン)とは異なり、Homebrew(自作ソフト)を動かすだけのものですので違法性はありません。

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NINJHAX 2.6 導入方法

※必ず自己責任で行ってください

0. まず自分の使用している3DS FWバージョンを確認します。ホームから本体設定を起動することで確認することが出来ます。

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1. NINJHAX ホームページにアクセスして、自分にあった3DS(OLD or NEW)及びFWを選択し、Update QR codeをクリックします。

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2. QRコードが表示されるのでそのページを保存しておきます。

3. homebrew starter kitをダウンロードし解凍して、SDカードのルート部分に展開したファイルを全て移動します。

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4. 3DSのWi-Fi接続を有効にして、インターネットにつないでいる状態にしておきます。(←重要!)

5. Cubic Ninjaを起動して、EDIT -> QR Codeに進み、QR Codeの読取 を選択します。(以前にNINJHAXを導入していた場合は、エラーを防ぐためにも、タイトルでL+R+X+Yボタンを長押しして、データを初期化することをおすすめします)

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6. 1~2で入手したQR Codeを読み取ります。

7. 読み取りに成功すると、exploitをセーブデータにインストールするガイドが出てきます。Aボタンを押してインストールします。

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8. インストール後Aボタンを押すことでHBLが起動します。お疲れ様でした!いくつかすでに自作ソフトが入っています。

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※なお、次回からは以下の動画のように、QR Codeを選択するだけで3DS HBLが起動するようになります。

3ds/ディレクトリに自作ソフトを転送することで、3DS HBL上で起動できるようになります。STARTボタンで自作ソフトの終了及び、HBLの終了メニューを呼び出せます。HBL終了メニューでAボタンを押すことで、本体を再起動して通常のホーム画面に戻ることが出来ます。

また、このHBL上からeShopを起動することで、古いFWでもeShopに接続できるようになります。このeShopを終了するには、L+R+↓+X(B) を同時に押します。


Cubic Ninja

New ニンテンドー3DS ブラック


更新履歴
2015/10/28:記事公開
2015/11/21:FW 10.3にも対応したため一部更新
2016/01/27:FW 10.5でも動作することを追記
2016/02/25:FW 10.6にも対応したため記事更新