6BA搭載 高コスパイヤホン「QoA Mojito New」購入しました【レビュー】

先日DAPを新調したのですが(詳細はコチラの記事)、これに合わせてイヤホンも新調しようと思い探していたところ、6BA搭載の高コスパイヤホン「QoA Mojito New」を見つけましたので購入しました。3週間ほど使用したので、今回はこのイヤホンのレビューをしようと思います。

商品概要

QoA Mojito New は、Queen of Audio社のフラグシップイヤホンです。2019年設立という新しい会社ですが、ユーザーの声を積極的に取り入れて製品開発をしています。合計6BA(バランスド・アーマチュア)ドライバユニットを搭載していることが特長です。

Knowles製のBAユニットを4つ、Sonion製のBAユニットを2つ搭載しており、低域〜超高域までを広くサポートしています。周波数帯域は5Hz〜50000Hzで、BA搭載の中では広いレンジをカバーしています(特に低域)。筐体はプレミアムバーチウッドで、木材を使用しているので個々で見た目が異なるところも面白いです(もちろんインポートUVプロテクトコーティングオイルで全面が保護されています)。ケーブルは標準で4.4mmケーブルであることも特徴的です(2pin, リケーブル対応)。自分のようにバランスで聴く人には嬉しい仕様です。加えて4.4mm→3.5mm変換アダプタも付属しているので、3.5mmでの視聴も問題なくできます。

6BA搭載でお値段は¥49,990程度で、非常にコストパフォーマンスが高いです。6BAでこのお値段とは凄い時代になったものだなと思います。

レビュー

外観

まずはパッケージです。ウッドを基調とした高級感のあるパッケージとなっています。

開封すると、イヤホン本体・イヤーピース・キャリングケースが出てきます。

ちなみに、イヤーピースは全部で3種類あります(うち1つはキャリングケースの中にあります)。

  • Foam Eartips:深い低音とリッチなボーカルを再現 (キャリングケースの中にある)
  • Custom RS-B45:ボーカルに最適化 (開封した奥側にあるイヤーピース)
  • Custom JH-FY009-R:最もバランスの取れたイヤーチップ (開封した手前側にある赤いイヤーピース)

イヤホン本体になります(今回購入したのはブラックになります)。非常に高級感があります。

木目が良い味を出しています。

6BAも搭載しているので、そこそこ厚みはあります。

ケーブルを装着すると以下のようになります(奥は4.4mm→3.5mm変換アダプタ, こちらも高級感あります)。

音質

※注意:音質レビューにおいては筆者の個人的な感想です。音質に関する感想については個人差があることをご理解の上お読みください。

今回は New HiBy R6 で、4.4mmバランス接続した環境で視聴を行いました(イヤーピースはバランス型のもので視聴しました)。

やはり、6BA搭載ということもあって、BAながら低域もしっかり出ており、高音域も高解像度で鳴らしてくれています。それでいて音の傾向としては、ウッド基調ということもあってウォーム系であり、聞き疲れしにくくなっています。シャープ系の音を求めている方にはあまり向いていないかもしれませんが、解像感はあるため万人に受け入れやすい音質だと思います。特にクラシックに最適な音質だと思いました。

総評

本製品は、6BA搭載で非常にコストパフォーマンスが高いのでおすすめです。付属品も充実しており、キャリングケースは高級感がありますし、4.4mm→3.5mm変換アダプタも収納できるので、なかなか使い勝手が良いです。

複数ドライバユニット搭載・4.4mmバランス接続ユーザーには最適なイヤホンだと感じました。先日新調したDAP「New Hiby R6」とともにこのイヤホンにしばらくお世話になろうと思います。