iPhoneの3G/LTE回線及びWi-Fi通信強度を数値化する方法

2014年12月24日

iPhoneでは、3G/LTE回線強度は5段階表示、Wi-FI接続通信強度は3段階表示されますが、結構大雑把なものです。そこで今回は、iPhoneの3G/LTE回線及びWi-Fi通信強度を数値化する方法を紹介します(iPadでも同様に出来ると思います。未確認です)。

※Jailbreakなどの改造行為はする必要はありません。(Jailbreakしている場合の方法も追記しました)

前置き

iOS 7のiPhone 4Sをアンロックしてdocomo回線で使用してみた(iOS 8にも対応) - Kotyan Life

でDocomo回線を使用開始した際に、通信はできるのですが電波強度がアンテナ表示されませんでした。データ通信のみの利用だとアンテナ表示はされないようです。これでは電波級度がわからず不便です。しかし、数値化することでこの問題を解決することが出来ました。

また、3G/LTE回線通信強度の数値化は、以下のように指定の番号に通話することで数値化可能ですが、Wi-Fi通信強度の数値化は出来ません。

f:id:kotyan:20131031183755p:plain

 

今回は、iPhoneの3G/LTE回線及びWi-Fi通信強度両方とも数値化する方法を紹介するというわけです。

用意するもの

方法

※バックアップファイルを弄るので自己責任で行って下さい

1. iPhoneのバックアップをiTunesでとっておきます。

 

2. iBackupBotを起動し、先ほどバックアップしたファイルを開き、

/System Files/HomeDomain/Library/Preferences

にアクセスし、「com.apple.springboard.plist」を開きます。

f:id:kotyan:20131031184440p:plain

3. 以下の文字列を追記します。追記場所はどこでも構いません。

<key>SBShowGSMRSSI</key>

<true/>

<key>SBShowRSSI</key>

<true/>

f:id:kotyan:20131031184622p:plain

4. 左上の保存ボタンをクリックして、右上の赤いところをクリックして閉じます。

 

5. iTunesから先ほどとったバックアップで復元します。

f:id:kotyan:20131031184723p:plain

6. 完了です。しっかり数値化されています。なお、タップでシグナル表示に切り替えたりすることも可能です。

f:id:kotyan:20131031184823p:plain

 

3G/LTE回線通信強度の数値化について

3G/LTE回線通信強度の数値化とシグナルバーの対応表が以下になります。

f:id:kotyan:20131031184951j:plain

SoftBankのシグナル5本の範囲が広すぎることは少し前に話題になったことですね。この表を参考にすると良いと思います。

Jailbreakしている場合の方法

Jailbreakしている場合はもっと簡単にできるように脱獄アプリにしました。

1. 以下のリポジトリをCydiaにて追加します。

https://kotyanlife.info/cydiarepo/

2.「Signal Numericalize」をInstallします。(※追記:iOS 8.1.xにも対応しています)

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3. デバイスを再起動すると数値化されます。タップでアンテナ表示と切り替えることが可能です。

※追記:アンインストール後再起動すれば表示が元に戻ります。アンインストール前にアンテナ部分をタップして、通常のアンテナ表示に直してからアンインストールしないと元に戻らないことも有ります。

 


更新履歴
2013/10/31:記事作成
2014/03/14:Jailbreakしている場合の方法を追加


参考記事:きんちゃんぶろぐ