PS Vita Custom (Re-Birth) Homebrew Bubblesをインストールする方法
今回はリクエストにお応えして、先日Mr.Gas氏とMajor_Tom氏から発表されたEmail Trickを使った、Custom (Re-Birth) Homebrew Bubblesをインストールする方法を紹介しようと思います。
概要
※Bubble Hackについての基本的なことは、PS Vita Hack まとめページ のBubble Hackセクションをご覧ください。
・対応FWバージョン：FW3,00 - 3.52 (Vita TVにも対応)
・VHBL/eCFWを導入しておく必要なし
・Native Hackに分類されるものなので、特に慎重に。何が起こっても自己責任で。
必要なもの
- VitaFTP などのnon-kernelなPSP Homebrew (BubbleにしたいHomebrew)
- PS3 PSP PKG Decrypter & Extractor.exe
- EBOOT2ISO1_1.exe
- sign_EBOOT.BIN_files.rar
- UMDGen v4.00.exe
- SignToolbySkiller104.rar
- Bubble Editor
- メールアカウントが登録されているVita
- ベースゲーム (Bubble作成時に必要になる。各自用意してVitaにインストールすること。LocoRoco 体験版など)
- QCMA
※上級者向けのHack(方法)です。この方法で成功しない場合も多いようですのでその点を理解しておいてください。よって、筆者はこの記事に投稿される質問コメントに返答しない(出来ない)場合が多いと思いますがご了承ください。筆者は最後まで試していないため、間違っている部分があるかもしれません。その場合はコメントなどで教えていただけると助かります。
Bubble インストール方法
Step 0：メールクライアント設定を見直す
(Vitaのメールアプリにて問題なく送受信できる場合はこのStepは読み飛ばしてください)
Gmailを設定している場合、Vitaのメールアプリで送受信できない場合があります。事前にGoogleの アカウント --> ログインとセキュリティ から、安全性の低いアプリの許可を有効にしておいてください。
Step 1：app.dbファイルをDumpする
(1) PCのメールソフトを開き、以下の文字列をリンクとして記述し、Vitaのメールアプリに登録されているメールアドレスに送信します。
email:send?attach=ur0:shell/db/app.db.
(2) Vitaのメールアプリを開き、送られてきたメールに記載されているリンクをタップします。
(3) app.db を添付ファイルというかたちで、PCのメールソフトに登録されているメールアドレスに送信します。
(4) PCのメールソフトで、送られてきたメールを確認すると、Dumpされたapp.db が添付ファイルというかたちで入手できます。
Step 2：ベースゲーム(EBOOT.PBP)をDumpする
(5) zeuslinks.txt から自分の持っているベースゲームのダウンロードリンクを探します(ctrl + F)。
(6) ベースゲームの.pkgファイルをダウンロードします。
(7) PS3/PSP PKG Decrypter & Extractor を起動し、ダウンロードした.pkgファイルの場所を指定し、Extract package をクリックします。
(8) 生成されたフォルダの USRDIR/CONTENT に移動し、そこにある EBOOT.PBP を NP.PBP にリネームします。
Step 3：Homebrewを変換してパッチを当てる
(9) EBOOT2ISO1_1.exe を起動して、HomebrewのEBOOT.PBPの場所を指定します。
(10) PSP_GAME フォルダに出力されるので、SYSDIR に移動します。
(11) sign_EBOOT.BIN_files.rar を解凍し、EBOOT.BIN をこのフォルダに移動します。そして.batファイルを実行します。
(12) EBOOT_.BIN が作成されます。PSP_GAME/SYSDIR/ に戻り、 "_" を削除してください。
(13) UMDGen v4.00.exe を起動し、PSP_GAMEフォルダをドラッグ&ドロップして、uncompressed iso として保存してください。
Step 4：Homebrewを署名する
(14) SignToolbySkiller104.rar を解凍し、(8)のNP.PBPと(13)で生成された.isoファイルをSign104BATフォルダ内に配置します。
(15) .isoファイルをSIGNNP.batにドラッグ&ドロップします。
(16) 生成されたFIXGAMEフォルダを開くと、署名されたEBOOT.PBPがあります。
Step 5；署名したHomebrewをインストールする
(17) QCMAで設定した「アプリ」のディレクトリの、PS Vita –> PSAVEDATA –> 文字列フォルダ 内の任意のセーブデータフォルダ内に、Homebrewフォルダを作成し、その中に(16)で生成されたEBOOT.PBPを配置します。
(18) QCMAを使ってVitaに転送します。
Step 6：app.db ファイルを編集する
(19) BubbleEditorフォルダ内のindex.htmlをブラウザで開きます。
(20) app.db の場所を指定し、ベースゲームとBubble名とEBOOT.PBPのパスを入力し、AddをクリックしてGet Modified app.db をクリックすることで、編集済みのapp.dbファイルを入手することが出来ます。
Step 7：編集した app.db ファイルをVitaに書き戻す
(21) 編集したapp.dbファイルの名称を、#0 に変更します。
(22) (21)でリネームした#0ファイルを添付ファイルとし、タイトルを ur0:shell/db/app.db としたメッセージを作成し、Vitaのメールアプリに登録されているメールアドレスに送信します。
(23) Vitaのメールアプリを開き、送られてきたメールに記載されている添付ファイルをタップします。エラーメッセージが出てきますがOKをタップせずにメールアプリを閉じてください。
(24) Vitaを再起動すると、Bubbleが現れるはずです。以上で完了です。お疲れ様でした。
[Source: PlayStation Guide Beta - HackInformer]
追記(2015/10/5)：より難易度の低い、以下の記事を公開しました。是非ご覧ください。
PS Vita ARK-2 Bubbleをインストールする方法 | Kotyan Life
