iOS 7のiPhone 4Sをアンロックしてdocomo回線で使用してみた(iOS 8にも対応)

2013年10月24日2014年10月23日

今回、iOS 7のiPhone 4S(SIMロック機 SoftBank版)をアンロックしてdocomo回線で使用してみましたので紹介しようと思います。

iPhoneのSIM Unlockについて

日本で購入したiPhoneは基本的にキャリアアンロックがかかっています。 他キャリアで使い人はSIM Unlock版(香港版)などの高額なものを買う必要がありました。昔はiPhoneをJailbreak(改造)し、Ultrasn0wというソフトウェアをインストールすることでSIMロック機でもアンロックすることができ、他キャリアでも使用することができましたが、すぐに対策され、現在利用可能なデバイスモデルは限られています。

しかしその後、SIMロック解除アダプタを介してアンロックすることが出来るようになりました。Jailbreakは必要ありません。これにより、ほぼ全てのSIMロック済みiPhoneをアンロックすることが出来るようになりました。ただし永久にアンロックできるわけではなく、ソフトウェアでの対策も考えられますので、ファームウェアのアップデートには気を使う必要があります。（永久的にアンロックできるFactory Unlockという手法も最近出てきましたが不安定でサービス自体が一時中断されています。しかも高額です）。

因みに、iPhone 4Sが一番アンロックしやすいという事実があります。これは何かしらの半永久的な脆弱性があるからであるという可能性が高いです。

 

SIMロック解除アダプタについて

使用するSIMの下におくことで、通常は使用できないSIMカードを利用できるようにするアダプタです。いくつか種類があるのですが、偽物も多く出回っています。

今回は、日本製で信頼度の高く、簡単にできるKingmobileのSmartKingというSIMロック解除アダプタでアンロックすることとします。

5/5S/5C用もあるのですが、これは日本での使用は不可で制約も厳しいです。よって実用度が一番高いのはiPhone 4Sといえます。

今回の自分の環境

iPhone 4S iOS 7.0.3 BaseBand 5.00.02

※kingmobileによると、最新のiOS 8でも利用可能とのことです。

Smart King 4S SoftBank版 (au版もあります。購入時に選択可能です。)

 

今回はお試しということで、プリベイトSIMを使用しました。定額SIMもおすすめです。

 

 

 

アンロック作業

※以下の作業は自己責任で行って下さい

SIMカードと解除アダプタの用意です。

 

SIMの開通手続きを済ませて、SIMを取り出します。

 

※因みに、ここで普通に上のSIMをいれると、こう出てきます。

まず、解除アダプタ（写真の一番下）を取り出します。上のActivate SIMは今回使用しません。

 

専用SIMトレイに解除アダプタを載せます。

 

その上に、使用したいキャリアのSIMを載せます。

 

そしてこれをiPhoneに差し込みます。なかなかキツイですので、ぐっといれましょう。

 

しばらくすると、電波をキャッチするようになります。

 

 

キャリアもNTT DOCOMOになっています。なお、今回使用したSIMはデータ通信用のため、電波は立ちません。

 

 

このままではまだ通信はできませんので、APN設定をします。

iPhoneをWi-fiに接続して、以下のURLにアクセスします。

http://www.gevey.com/apn/

 

そしてAPN情報を入力し、Submitをタップします。

 

 

プロファイルのインストール画面が出てくるので、インストールをタップします。

 

これで、通信ができるようになります。

 

これで、iPhone 4Sはdocomo回線という感じになりました！

 

特に、このSmartKingは楽にSIMロック解除ができるのでおすすめです。(購入前にSoftBankかau版の選択をしてください）。

 

 

今回、プリベイドSIMでうまくいったので、今度は定額SIMでの使用を検討中です。

以上。

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更新履歴
2013/10/24：記事作成
2014/03/13：iOS 7.1での動作について追記
2014/10/23：iOS 8での動作について追記