PS Vita FW3.65-3.73 CFW HENkaku h-encore² リリース [導入方法]

2019年10月17日

TheFloW氏から、PS Vita FW3.65~3.73対応のCFW HENkaku「h-encore²」がリリースされました。これにより、FW3.72, 3.73においても新規でCFW環境を構築することが可能になります。筆者も早速導入してみましたので、導入方法を画像付きで詳しく解説いたします。

はじめに

PS Vita Hackが初めての場合は、まずは以下のまとめページをお読みいただくことを推奨します。

h-encore²とは

FW3.65~3.73でHENkaku環境を実現するものです。HENkakuとは、Native Hackに分類されるもので、PSP CFW導入時のように、Vitaのコア部分にアクセスできるようになるHackのことで、VHBLやeCFWのようにエミュレータ上で動くものとは違い、Vita上で’Native’に動作するものです。そのため、Vitaの設定項目を直接いじったり、LiveAreaに直接NativeなHomebrewを配置してNative環境で起動することが可能になります。もちろんリスクも高くなり、Vitaのシステムを直接いじることができるため、最悪の場合Brickする可能性があることに注意しましょう。また、不正な改造(チートなど)を行った状態でPSNに接続した場合BANされる可能性が高くなりますので注意する必要があります。今回のh-encore²のリリースにより、FW3.72, 3.73にも導入可能になりました。

必要なもの

導入方法

Vita Hackを行っていかなる損害が生じても、当サイトは一切責任を負いません。必ず自己責任で行って下さい。

1: CMA(コンテンツ管理アシスタント)を終了し、QCMAをインストールします。

2: 任意の場所に、hencore フォルダを作成します。このフォルダ内に、上記の psvimgtools, pkg2zip, bittersmile.pkg(もともとのファイル名が長いのでリネームすると良い), h-encore を展開した中身を配置します。

3: コマンドプロンプト(Macの場合はTerminal)を起動して、cdコマンドを用いてhencoreディレクトリに移動します。例えば、ダウンロードフォルダ内にhencoreフォルダを作成した場合は以下のコマンドを実行します。

cd ./Downloads/hencore

次に、以下のコマンドを実行します。

pkg2zip -x bittersmile.pkg

4: 手順3によって展開された、/hencore/app/PCSG90096/ 内のファイルを、/hencore/app/ux0_temp_game_PCSG90096_app_PCSG90096/ 内にコピーします。

5: /hencore/app/PCSG90096/sce_sys/package/temp.bin を /hencore/license/ux0_temp_game_PCSG90096_license_app_PCSG90096/ にコピーし、6488b73b912a753a492e2714e9b38bc7.rif とリネームします。

6: AID(アカウントID)を確認します。CMAまたはQCMAで設定したディレクトリ内にC:/Users/Documents/PS Vita/APP/[英数字の文字列] フォルダが存在していると思います。していない場合は適当にPCとVita間で転送を行ってください。この[英数字の文字列]がAIDですので、これをコピーしておきます。

7: こちらのサイト にアクセスして、手順6でコピーしたAIDを貼り付けて送信ボタンをクリックし、表示されるキー(KEY)をコピーします。

8: コマンドプロンプトで以下のコマンドをそれぞれ実行していきます。[KEY]の部分は、手順7でコピーしたKEYを入力してください。

psvimg-create -n app -K [KEY] app PCSG90096/app
psvimg-create -n appmeta -K [KEY] appmeta PCSG90096/appmeta
psvimg-create -n license -K [KEY] license PCSG90096/license
psvimg-create -n savedata -K [KEY] savedata PCSG90096/savedata

9: /hencore/PCSG90096 フォルダを、QCMAで設定したディレクトリ(デフォルトは  C:/Users/Documents/PS Vita/APP/[AID]/) 内にコピーします。

10: QCMAのデータベースを更新(タスクバーからQCMAを右クリックから行えます)して、Vitaのコンテンツ管理Appからh-encore²をPCからVitaに転送します。

11: h-encore²のBubbleがホーム画面に追加されていますので、タップして起動します。

12: トロフィーについてのダイアログでますが、はい をタップして続行します。

13: Install HENkaku, Download VitaShell をそれぞれ実行していきます。その後、Exitで終了します。

14: 以上でh-encore²の導入完了です。VitaShellも問題なく起動します。再起動後は再度h-encore²を起動して "Install HENkaku" を実行してください。お疲れさまでした。

なお、FW3.71, 3.72環境でダウングレードツール「modoru」を使用するとsoftbrickするようですので使わないようにしましょう。

[追記]:SKGleba氏から、FW3.71, 3.72, 3.73からのダウングレードに対応した「modoru v2」がリリースされました。使用方法は以下の記事と同じです。

これで、FW3.72, 3.73でもHENkaku環境を構築することが可能になりました。これを待ち望んでいた方は多いのではないでしょうか。自己責任でVita Hackを楽しんでくださいね!